【創作】夏の土の中


"蝶以外の全ては蛾なんだよ"

そう教えてくれた父は土の中にいる。
今年の夏はセミとなって空を自由に飛ぶんだと思う。
そんな事を、オレンジジュースを口の中に含めながら思う自分の今は、観覧車よりも速く、ジェットコースターよりも遅く回っている。

坊主じゃないお坊さんの頭の上には、
1匹の蚊が飛んでいた。
アレは、お父さんなんだろうか。

お経を唱えている坊主じゃないお坊さんの頭上を、
クルクル回っている蚊。

その蚊は僕の手のひらの上に乗って来て、
ゆっくり、確実に血を吸っていた。
しばらくすると満足そうにその蚊は狭い網戸を通り抜けて、飛んで行った。

お坊さんが、
おつかれっしたァ!!
と部活動に励む中学生のような挨拶をして家を出た後、何故その蚊を殺さなかったのか会議が家族の中で行われた。

「しんちゃんは優しい子やもんねえ」
僕の事を良く思い過ぎてるひい婆ちゃんはそんな事を言う。
僕も、このシチュエーションじゃなければ、
とうの昔に蚊なんて潰していた。
その蚊が死んで、また蚊に転生して来て、
僕の血を吸いに来ても、瞬時に潰していたと思う。

婆ちゃんが死んで、お父さんが死んで、ひいばあちゃんが生きてる。そんな状況をあの坊主じゃないお坊さんは、どう思ってるんだろう。
イレギュラーとでも思ってるんだろうか。
父子家庭で育った僕は、母親の顔も知らない。
教えてもくれないし、別に知りたいとも思わない。
お前の顔が大好きだ。って、お父さんが言ってくれたから、なんか、まあ、いっかって。
ひいおばあちゃん1人
息子1人
従兄弟が12人いるこの環境を、
お坊さんはイレギュラーだと思っていたんだろうな。

まだ高校生なのに、お父さんがいないだなんてねえ
なんて今後言われるんだろうな。
面倒臭いな。いっぱい思い出あるもん。
悲しいなんて、決め付けないで。
寂しいけれど、後悔はないんだ。さっきの蚊は潰しといた方が良かったなとは思うんだけども。

「ひいばあちゃん、
こんな暑い日は冷房付けなきゃダメだよ」

「うん。
しんちゃんは、好きな女の子はいないのかい?」

付けてくれ。僕はピッとクーラーを付けた。
沢山のいとこは、1人ずつひいばあちゃんを抱擁してから帰って行ってた。見慣れた風景だ。

「いないよ。
僕の好きのいちばん上は、お父さんだ」

「それは、like的な意味で?」

凄い102歳だな。

同級生よりひいばあちゃんと話が合う僕は、
ヘンテコなんだろうな、きっと。

「好きって、海だからさ。」

「ばあちゃんの好きは、氷川きよしだね」

庭の木にミンミンゼミが停まってる
ミーンミンミンミン

「どんなとこが好きなの」

「顔」

歌であれよ

お父さん、僕はひいおばあちゃんと2人暮らしになるんですか。平均寿命が2200歳のこの日本ですが。

「ひいばあちゃんの、ばあちゃんは、元気?」

「鬱陶しいぐらい元気だよ」

「そっか。
氷川きよしの1000歳記念コンサート、
楽しみだね」

「人は、
1000歳あたりから深みが出てくるからねえ」

お父さん以外は、お父さんとは思えないけど、
僕は、僕の蝶々をこれから探そうと思う。
嫌になるほど長いであろう、この先の人生の中で。
土の中はふかふかそうだねお父さん
大好きだよ、蝶々より、ずっと。

勿論、like的な意味で。

The Dance Day 感想走り書き

・3時間あっという間やった

・赤ちゃんって、見るもの、それに対して感じるもの、体験するものの全てが初めてで。
感受性と生活の時間の流れ方が割に合わへんやろ。
感情が追いつかへんやろと思うけど、
21年間生きて来た私を無理やり
"赤ちゃん"
に戻された。
そんな3時間やった。
追いつかん追いつかん

・初めてテレビで片岡鶴太郎さんの内臓を動かす極限まで極めたヨガ見た時、人間じゃないみたい。極めたら人間もここまでいけるんやって、
自分の中ですぐに頭にそのヨガの映像が浮かんで来る位の物凄い衝撃やったけど、
そんな驚きのフラッシュバックが今自分の中で何回も巻き起こっていて、どないしょうと言う感じ。

・お笑いの賞レースは沢山あるけど、
そっか。ダンスの賞レースって海外に行かないとなかなかデカい物は無いのか。確かにテレビでダンスの賞レース初めて見た。作ってくれてありがとうと思った

・出る人出る人に、そのパフォーマンスで伝えたい事が吐血しそうな程にあって、物凄い。もう、吐くし涙

・そうか。演出家が付く場合もあるんだ。
お芝居の舞台みたいだと思った。

・1人で【樹】と言うタイトルを表現してた人の、
普段動かないものを動きと言う動作で表現しようとするその発想が凄いと思ったし、
2本ともその人のつかみに魅了されて、
2本目は、ガスマスクを付けた2人が1本の棒を両端で持っていて、そのパフォーマンスする方がその棒を片手で持ち、ねじられて行って、見ていても痛そうで。だけど、そのガスマスクの人達が去った途端に軽快にかろやかに、
まるで重力や地面が無いみたいに踊り出す。
そこがコロナウイルスからの解放のように感じて、
この人は1人で踊ってるけど、
1人で舞台の構成やテーマから演出まで考えるんだ。
絶対に、ダンス以外の芝居の舞台の演出家としても凄く向いてると思う!と思った
この人の単独ライブあったら行きたい

M-1は2001年からあるけど、そうか。
このダンスの賞レースは今回で2回目。
M-1で初めて見た笑い飯さんに衝撃を受けて芸人を志した人達は何人もいるだろうけれど、
この番組を見てダンスを始めようとする人も何人もいるだろうなと思った。
お芝居は、テレビの中にも映画やドラマなどで身近な所にあって、映画やドラマの中で使われる事もあるけど、ダンスのみの番組ってなかなか無いもんな
こんなにすげぇんだ。
誰1人何も被ってなくて、
本当に、生きてる‼️って感じだった

・曲決めて、1から構想を練って、
立ち位置も決めて。振り付けも決めて。
伝えたい事を決めてって、
果てしなく凄すぎて尊敬でしかないと言うか
技術だけじゃない熱意そのものが、こっちの心臓に、
熱されて直接垂れて来た。吐きそうだった。

・今回優勝された方の2本目のパフォーマンスが、
"生命"と言うタイトルで、
最初の全員が布の中にうごめいている様子は、
胎内にいる赤子のイメージのように自分は感じて、
踊ってて、動いてるのに、この踊りのどこを切り取っても、絵のように、映画のポスターのように感じるだろうなって思えるほど美しくて。
それを求められている以上で表現する演者も、
これを考えた演出家の方も凄過ぎるわと思った
小道具の使い方もそれぞれ違って、本当に舞台のお芝居じゃないかと思った。演出とか、テーマとか、衣装とか、それぞれ違って、1分半の名作映画を何本も観たような余韻が果てしな過ぎる。海みたい。吐きそう。審査員の人も感想を聞かれて、あまりの感動に、おえー!と叫んでてめっちゃ気持ち分かるわ私はダンス詳しくないんですけど、凄すぎる時って何も言えないし嘔吐でしか無いよ

・ダンスグループの中に、
1人だけ男性が混じっていても、お母さんにも多分あの人男性だねと言わないとお母さんも気付かないと言うのが、めちゃくちゃに己の好きを超えてきた。
女性らしい動きは、男性にはできないと言う事は無くて、みんなメイクも衣装も同じだから、そんな性別なんて忘れちゃう。
とにかくパフォーマンスが凄いから。
こんな世界でずっと生きていきたい
それならどんなに楽なんだろう
これを見た私の中でも、もしかしたら踊っている人達の中でも、その時は性別と言う縛りも忘れられて、
こうあらなければならないと言う、たまに呼吸できなくなるような狭さや、
命やお金や時間と言う面倒臭いものも全てぶっ飛ばされるんだろうなって
嬉しい。

鉄棒を使って踊る中にも1人女性がいて、生まれながらの筋力の違いも、鍛えれば問題無いんだなって凄過ぎて本当に。審査員の人もそこで叫んでた。

・引きこもりからのスター
と言うタイトルのパフォーマンスの中で、
家にあった大量のゴミ袋が、
色鮮やかな風船に変わって割れた

こんな映画みたいな出来事が、人間の手で、時間のトリックも使わずに生身の時間の流れで感じれるんだ。
その割れた時だけ時間がスローモーションに感じて、
自分は、時の流れ方も、物事の感じ方も、ゴミ袋や風船への感じ方も、このパフォーマンスを見てから変わったと思う。面倒臭い生活の上でのゴミ捨てだって、大量のゴミ袋を持ってゴミ捨て場へ行けば、勝手に頭の中で風船の割れ出す音が聞こえるんだと思うから

・舞台好きで良かった。ちょっとなりにも、この限られた時間の中でのこれが、どれだけ大変な事なのかどれだけ辛いことなのかどれだけしんどい事なのかどれだけ時間や体力や気力を削る事なのかが分かるから。

・やっぱり欽ちゃんの仮装大賞観た過ぎる

・お母さんの感性も凄くて、通話しながら観てたけど興奮凄くて冷房付けたり消したりトイレ何回も行ったり甘いもん食べたくなって甘いもん食べたり腹痛が起こったり喉が渇いたりしてた。
お母さんの体が、ぜんぶ使ってえげつないって言ってた

・舞台大好き

・この人達も、パフォーマンスをする上でたくさん整体に通ったりだとか当然しているのであろう。
自分も自分の体をもっとケアしてあげようと思った

・楽しい

・もう来年のこの大会が楽しみ

・この大会作った人も、体調管理もしっかりして私に最高のパフォーマンスを見せてくださった皆さんにも、とにかくありがとうでしか無い。審査員の人たちも興奮凄過ぎてこの後打ち上げとか行くんかなって思った
審査員の人が、僕は今日の為に生きて来ましたって泣いてたもん
最高の審査員やった
熱量や愛が物凄くて、
全員、ダンスへ対してのありがとうが凄かった

・ダンス見て泣いたん初めてやった

・こっちも舞台立てるようにゆっくり頑張る
応援してくれてる人達ホンマにありがとう

・楽しかった
無料で見ていいんかこんなん

【エッセイ】ありがとうって言うタイミング一緒やった

高校時代の友人とお泊まり会をした
私は、1泊2日だと思っていたのだが
全然2泊3日だった

2泊3日だったらいいのになぁ…と思ってたから良かったんだけど、私は日付けをミスる事が良くある

私の友人には、
むちゃくちゃ優しいけど体調を良く崩す
と言う共通点がある

その子が前泊まりに来た時は一睡もできない状態だったので、10時間寝てる姿を、
私は喜ばしく見ていた
だが、
話したいからはよ起きへんかなとも思っていた

起きたら寝れて良かったなと言って洗面所で泣いてしまった
私は、感受性が物凄く豊かなので、
自分がアラームが鳴る前に起きれて嬉しいと泣いた事もある
私も一睡もできない時期があって、
寝れんの腹立つから夜勤でバイトしたろと思って夜勤でバイトした事もあって、寝れない辛さが分かるのだ

ずっと話したかったから、その子が歯を磨きに行く時も、トコトコと後ろからその子にずっと付いて行った

一緒にYouTubeを観た
動物のYouTubeで、
その子はスキニーギニアピッグが推しになって、
私はアフリカヤマネとコツメカワウソが推しになった

動画を見ていて、友達がこの人男前やなと言った
私は、ごめんやけど本当になんとも思わないんだと言った。髪型栗みたいやなとは思ったけど。
私は初めて見た人の顔を、顔と認識できるまで時間がかかり、顔が粘土に見えるのだ
この人とこの人どっちがタイプ?みたいな話になっても、マジで分からなくて、大切な人の為に命を捧げてあげられる方かなとかになってしまう。

女の子はある。
恋愛的にと言うか、服のように、
可愛いにもタイプがあるから、
この子が好き〜みたいなんはある
私が数々の動物を見て、アフリカヤマネが推しになったように。

その子と私は役者志望で、
コロナになったタイミングで同じように体調を崩した

その子はとにかく優しくて純粋で、
なにも辛い想いをせず幸せに、周りから見てゆっくりなペースでも全然良いから、とにかく心身共の体調第一に過ごして行って欲しいと本当に思っている

私は、好きな人に対してはもうめちゃくちゃ好きで、
好きな物とかもそうだけど本当にむちゃくちゃ好きで、けど、それ以外は無なのだ

学校の先生とかも、
本当に担任とか以外名前覚えてなかった

芸能人のスキャンダルとかにも本当に興味が無くて、
アイツ足速いだけやのに何でモテんねやろうとか思っていた。性格終わってるやんけとか思っていた

2泊3日あっという間だった
気圧が凄すぎた時は2人同時に体調が悪くなり寝た

その子が帰る時、
私とその子が同時にありがとうと言って笑った

その後に3回ぐらい私にその子はありがとうと言ってくれた
こっちもありがとうと言って、なんもしてないでと言ったら、その子も私はなんもしてないでと言われて、あっけど、こっちネイルしたわと言った

また会おう
そしていつかお芝居で共演しよう!
互いに、自分のペースがいちばん良いから

【エッセイ】婆ちゃん

昨日は1年ぶりにお母さんと会って来た
本当に、私は、そんぐらい忙しかったのだ。笑

会うと止まらない互いのエピソードトーク
跳ねる家の中のうさぎ
お母さんの、綺麗な横顔
つるつるのお肌とツヤツヤの茶色の髪と少し良い香りのする頭皮

その後2人でブラックな職場に色々嫌な事を言われたが、何とか持ち堪えた

うちのお父さんは私が中2の時に亡くなっている

お母さんのメンタルも落ち着いてて、本当に、人が変わったようだった
だから、絶対に心が壊れてしまう前にお仕事は休むように、しっかりと私も大切なお月様と最近約束をした

休日はその人と、ガチャガチャを大人買いで回しまくる事が、もの凄い楽しいらしい
お母さんから見せられるガチャガチャでゲットしたミニチュア達の高層マンション

私は、20歳でおばさんになった
お母さんは、おばあちゃんになった
小さい頃に墓石を蹴るような猿のような7つ上の兄に、息子が産まれたのだ
こんな人でも結婚してお父さんになれるんだと思った
本当に、そんな人なのだ

お母さんと1年ぶりに話して、

・婆ちゃんが最近踊り過ぎて膝を痛めている
・爺ちゃんがハゲた
・孫が可愛すぎる

と言う情報を入手した

私は今21歳だが、ちなみにうちのお母さんは21歳の時に兄を出産している。

私は20歳で叔母さんになったが、
私のお母さんは21歳で母親となった

それもあるかもしれないけど、
お母さんの時はそこで止まっていて、
話していても友達と話をしている感覚になる
良くも、悪くも

2人で過ごしていても、
お母さん食べ方汚いと私が注意して、
ごめんねと返される
私がしっかりしていると言われるのも、こういう所から来ているのかもしれない

うちの婆ちゃんはお母さんに、
さんぽは私に似て本当にべっぴんやから、
ただ過ごしているだけでも男がハイエナのように寄ってくるような生活をしていると思うし、私に似てべっぴんやから、どこに出しても恥ずかしくない自慢の孫やと言うてるらしい
お母さんには似ず、
私に似てると言い張っているらしい

後、婆ちゃんが、
マジで爺ちゃんハゲてるってずっと言ってるらしい
そらハゲる事もあるやろ

私は、小さい頃、正月は婆ちゃん家に泊まる決まりがあって、小さかった私は婆ちゃんとお風呂入る!と自ら立候補した

その時、残酷やなとも思うのだが、
お風呂の扉を開けて入って来た婆ちゃんの姿を見て、
あまりにもシワシワ過ぎて、引いたのだ(ごめん)

その記憶が物凄くある。
自分から立候補しといて、シワシワ過ぎて引くという
なんだか申し訳なかった

けど、その時の私の中の人間は、私だけであって、
こんなにもシワのある人間がいるとは知らなかったのだ

時は流れ、私も歳を取り、甥も誕生し、
同じ人間でも、歳の数だけでこんなにも違う生き物みたいなのかと思う時がある

甥は、もう、歩くプリンみたいだ
0歳児は、喜怒哀楽がまだ無く、
無と喜の2種類しか無い
おもろ過ぎる

人間、おもろ過ぎる

私は樹のように歳を重ねたいから、
ちなみに20歳辺りからシワも美しいと思う思考が出て来ているよ

私は動物が大好きだが、
同じ種として産まれたけど、まるで違う生物のような子どもと接してみたいというのもあって、
子ども番組に出たいという夢があるのだ。
笑顔にしてあげたいし
自分で言うのもなんやけど、童心えぐいから自分さ

母のスマートフォンから見た複数枚の甥の写真を見て、甥のあまりの色白さに驚いた

私の兄は、親バカのあまり、あんまり男の子でせんやろと思うねんけどベビーモデルに応募したらしい
それでもって、受かったらしい
是非オムツを履いてランウェイを歩いてくれ

甥は、自分の甥やからとかじゃなく、凄く可愛かった
目も大きかった

私はお母さんに、
兄じゃなくて私に似て目も大きくて、
私に似てめちゃくちゃ色白やなと言った

体調を崩すけど、あえて体調崩す事をポジティブに捉えてみよう

無理です。
タイトルで書きながら、
泥沼の中で這いつくばって骨が砕け散っても、
笑顔でいてみよう
ぐらい無理やなと思いました

私は産まれた時から、
立ち位置が決まっています

というのも、私は発達障がいを持っていまして、
ASDというものなのですが、
その特性の中に、こだわりの強さがあります。

歩く時は絶対に左側。
じゃないとなんか気持ち悪い

私は、この事を、
"産声をあげた時から漫才師"
と、今、捉えてみる事にしました。

となると、
やっかいになるのが席替えですよね
別に左側じゃなくても、
ここの席で落ち着いてきたなぁ辺りで席替えはやってきます。
しんどいです

電車もバスも、
座る度に席違うじゃないですか

私はこれまで、拒食や、全く声が出なくなったり、
お腹がすこぶる痛くなったり、頭痛過ぎてえぐかったり、毎晩吐いてたり、夜一睡もできなくなったり、
胃が痛くなったり、毎日過呼吸の発作が起こったりして来た過去に対して思う事は、

別に学びたくなかったけれど、
しんどくないって、涙出るほど嬉しいんですよ

みんな何か抱えて生きているとか言うけれど、

そんなん知らんがなってなるぐらい
体調悪いのってホンマにしんどいから、
ホンマにしんどいし、
私は体調崩すのえげつねぇコンプレックスなんです

体調悪いと迷惑かけてるなあとか思うけど、
体調悪い時でさえ可愛いと言うてくれたり、
可愛いお姫様みたいな部屋着着てみたりとかもして。
今度は天井に雲をつける予定です

【詩】命

ラテン系の男と、ガテン系の男を合わせて
パテン系の男を作った脳科学者は牧場で牛の乳を搾っている

頑張れば頑張るほど宇宙に近付いた気がした宇宙飛行士は、気を抜いた瞬間にロケットで飛んでった

パセリの味を知らない私は恋の味も知らないと思うであろう?と言う台詞だけ思い付いて言う機会が無い

機械がロボットと言うなら、
ロボットも機械と言うのであろう
なら、凡人も天才と言うのであれば、
天才は天才でしか無いのは何故なのか。
天才も凡人な所は兼ね備えている
天才は天才にしか成長できないからなのか

現れた綺麗事の中に、ズル向けになったセコい心
そんなもの、早く捨てちまえ

ビワの事を琵琶法師は好きなんだろうか
そんな事を考える私はビワが好きだがどこに売ってんだ
知らん婆ちゃんの知り合いの家の木に成っていたやつした食べた事がない

ルール違反だ!と、
ルールを作る前に言われても。
なんのダメージも無いし、
そんな事言える貴方の神経が嫌だ

人の嫌な所が見えてくるのが怖い
みんなそうだったらどうしよう
怖い

私の受けた理不尽に、
いつも怒ってくれてありがとう
理不尽マシンガンでしんどくても、
寄り添ってくれる沢山の人ありがとう
貴方に良いことがありますように
だとしたら、私も嬉しいから。

社会が怖いと言うか、
できない事をできると言い張って、
できなかった時に、
平気で相手のせいにできる人がいる事実が怖い
お化けより怖い
ゾンビより怖い
押し付けないで、
ただでさえ重たいから
心が、重たいから
何トンあるんだ
体重計に乗ると増えてるかも
宇宙に行きたい
宇宙に行けば、身も心も軽くなるかも
夢が見たい
綺麗な朝焼けを見る、夢を見たい
猫を撫でたい
好きな事を、好きって言いたい
いっぱい食べたい
泣きそうな時、きちんと泣きたい
気になってた映画が観たい
漫画が読みたい
無理はしたくない
自分を大切にしてあげたい
眠たい
生きたい

生きたい

kowai

たくぼ→た
さんぽ→ぽ

ぽ「なあ、たくぼ」
た「ん、なにー?」
ぽ「さっきさ、ゲームできてん」
た「お!おめでとう〜」
ぽ「ありがとう。
忙しいのもあるし電車苦手やし体調に波もあるし疲れてるし精一杯で、次の新入生歓迎サークル行かれへんわごめんな」
た「しょうがないよ〜気にせんといて〜」
ぽ「うん。」
た「👍🏻」
ぽ「最近さ、」
た「うん」
ぽ「困難があっても周りに頼ったら乗り越えられてんな」
た「凄い!」
ぽ「それが本当に恐ろしい」
ぽ「怖くて怖くて怖過ぎる」
た「不安じゃないのが、不安なのかな…?」
ぽ「まさしくその通り
何が起きても、受け止めてくれるわ
色々な人達が、って思うねん

傷付いたら、一緒に傷付いてくれるし、
理不尽が起これば、怒ってくれるし、
嬉しかったら、一緒に喜んでくれるねん」
た「最高やん!」
ぽ「それはお前もな」
た「そんな事ないよ〜」
ぽ「そんな事あるから素直に受け取れよ頑張って
…こっちもそれ、できへんねんけどな💦」
た「分かった!」
ぽ「2ヶ月ぶりに電車乗れた」
た「凄い!」
ぽ「楽しかった」
た「良かった!」
ぽ「物凄く怖い」
た「何でかなあ…?」
ぽ「今日雨なんもあると思うんやけどさ」
た「うん」
ぽ「こっちは、人に迷惑をかけてるってずっと思ってて」
た「そんな事ないよ」
ぽ「自分が相手にした事が自分に返ってくる構造に人生はなってるから、」
た「うんうん」
ぽ「こっち、おかしいんよな」
た「どういう事…?」
ぽ「返って来すぎ。
爪楊枝あげたのに一軒家返ってきたぐらいに」
た「え〜、さんぽさんも、相手に一軒家ぐらいのこと無意識にしてあげれてるって事やと思うで〜」
ぽ「マジか」
た「😊」
ぽ「こっちはずっとそのままでいるだけやのに、
いじめられてた小中高大と稽古場と違いすぎる
こっちはずっと、こっちとして同じでいるのに」
た「あー…」
ぽ「誰か私を深く傷付けてくれって思う
いつもと違い過ぎて、不安になるから」
た「傷つかないのが当たり前になるんじゃないかな」
ぽ「そうやとしたら、そんなにも前世で徳積んでくれてありがとうなって、前世に感謝するわ」
た「今世で徳積んでるんよ。笑」
ぽ「少ないけど深い友達はいて、」
た「うんうん」
ぽ「皆、・めちゃくちゃ優しい・純粋・変わり者
・心で体調を崩しやすい・気遣い・繊細・可愛らしい
って言う共通点があるねんな」
た「うん」
ぽ「たくぼもそうやねんけど、
親しい人達は自分を映す鏡っていうやん」
た「そうなんやー」
ぽ「この友人達のように私も過ごせているのなら、
ものすげえなって思ってしまう訳よ」
た「さんぽさんは凄い人よー」
ぽ「たくぼも凄い人やからな」
た「僕は全くそんな事ないよー💦」
ぽ「それと全く同じ気持ち。
な、自分と似てる人と深く関わるやろ?」
た「そうなんかなー…?」
ぽ「そうなんやで。
有難い話やけど、受け入れ難い現実よな」
た「確かに、褒められたりしてもそんな事ないって思うかも」
ぽ「まさしくそれやねん。
褒められても、その褒めてくれる相手が本当に物凄い人達やから、そんな訳ねえだろって思うねん
人から頂いた有難くこの上ない言葉やのに、その言葉を上手に味わって飲み込めない自分が憎いわ」
た「ゆっくり練習していけばいいんじゃない?」
ぽ「こっちは自分勝手で、できへん事も沢山あるのに、そのできへん事も、責められへんねん」
た「僕なんてできへんことしかないよw」
ぽ「そんな事ない。
だからこそ、できる事をそんなにも褒めてくれてありがとうございますって、土下座したくなんねん」
た「気持ちは分かるかも」
ぽ「やろ?」
た「なんでこんないい人が、僕と関わってくれんねやろうとか」
ぽ「全くそれと一緒。
後、なんでこっちの好きな人が、こっちの好きなものまでぜんぶ好きになってくれて、心の底から応援して、日々や活動まで、そんなにもファンでいてくれるんやろうって」
た「それはその人の素直な気持ちやと思うよ〜」
ぽ「受け入れ難い現実やし、正直怖いわ
この幸せが何かの拍子に壊れそうで、今で止まれって思う」
た「今までさんぽさんが頑張って来たご褒美よ」
ぽ「そんな頑張ったんかな?
けど、ゆっくりでもいいから受け止めたい
豪速球で、両手で溢れんばかりのそのご褒美とやらを」
た「うん!」
ぽ「たくぼはなんでたくぼでいてくれんの?」
た「さんぽさんが、
ずっとさんぽさんでいてくれるからよ」
ぽ「信じられへんな
けど、ずっと嬉しくて涙出そうやねん今も
何もしてないのに、毎日ありがとうって言われんねん」
た「嬉しいね」
ぽ「たくぼにも幸せになって欲しい」
た「僕は充分幸せよ」
ぽ「こっちの幸せが、周りにも移ってるんかな
それが、良い結果に繋がって。
自分の気持ちもさ、嫌われたくない相手に素直に伝えられるようになってん」
た「めっちゃ凄いやん!😳」
ぽ「うん。理解できへん
ベジータも、自分がベジータになった事に関して、
強すぎる事に関して、理解できへんのかな」
た「ベジータは理解してると思うよ笑」
ぽ「眠たくなってきた」
た「ほい〜おやすみ〜」
ぽ「寝えへんかもしれへんけどな」

田窪と話したいけどこんな早朝に起こしたら申し訳無いから頭の中に田窪をおろして話すやつです