The Dance Day 感想走り書き

・3時間あっという間やった

・赤ちゃんって、見るもの、それに対して感じるもの、体験するものの全てが初めてで。
感受性と生活の時間の流れ方が割に合わへんやろ。
感情が追いつかへんやろと思うけど、
21年間生きて来た私を無理やり
"赤ちゃん"
に戻された。
そんな3時間やった。
追いつかん追いつかん

・初めてテレビで片岡鶴太郎さんの内臓を動かす極限まで極めたヨガ見た時、人間じゃないみたい。極めたら人間もここまでいけるんやって、
自分の中ですぐに頭にそのヨガの映像が浮かんで来る位の物凄い衝撃やったけど、
そんな驚きのフラッシュバックが今自分の中で何回も巻き起こっていて、どないしょうと言う感じ。

・お笑いの賞レースは沢山あるけど、
そっか。ダンスの賞レースって海外に行かないとなかなかデカい物は無いのか。確かにテレビでダンスの賞レース初めて見た。作ってくれてありがとうと思った

・出る人出る人に、そのパフォーマンスで伝えたい事が吐血しそうな程にあって、物凄い。もう、吐くし涙

・そうか。演出家が付く場合もあるんだ。
お芝居の舞台みたいだと思った。

・1人で【樹】と言うタイトルを表現してた人の、
普段動かないものを動きと言う動作で表現しようとするその発想が凄いと思ったし、
2本ともその人のつかみに魅了されて、
2本目は、ガスマスクを付けた2人が1本の棒を両端で持っていて、そのパフォーマンスする方がその棒を片手で持ち、ねじられて行って、見ていても痛そうで。だけど、そのガスマスクの人達が去った途端に軽快にかろやかに、
まるで重力や地面が無いみたいに踊り出す。
そこがコロナウイルスからの解放のように感じて、
この人は1人で踊ってるけど、
1人で舞台の構成やテーマから演出まで考えるんだ。
絶対に、ダンス以外の芝居の舞台の演出家としても凄く向いてると思う!と思った
この人の単独ライブあったら行きたい

M-1は2001年からあるけど、そうか。
このダンスの賞レースは今回で2回目。
M-1で初めて見た笑い飯さんに衝撃を受けて芸人を志した人達は何人もいるだろうけれど、
この番組を見てダンスを始めようとする人も何人もいるだろうなと思った。
お芝居は、テレビの中にも映画やドラマなどで身近な所にあって、映画やドラマの中で使われる事もあるけど、ダンスのみの番組ってなかなか無いもんな
こんなにすげぇんだ。
誰1人何も被ってなくて、
本当に、生きてる‼️って感じだった

・曲決めて、1から構想を練って、
立ち位置も決めて。振り付けも決めて。
伝えたい事を決めてって、
果てしなく凄すぎて尊敬でしかないと言うか
技術だけじゃない熱意そのものが、こっちの心臓に、
熱されて直接垂れて来た。吐きそうだった。

・今回優勝された方の2本目のパフォーマンスが、
"生命"と言うタイトルで、
最初の全員が布の中にうごめいている様子は、
胎内にいる赤子のイメージのように自分は感じて、
踊ってて、動いてるのに、この踊りのどこを切り取っても、絵のように、映画のポスターのように感じるだろうなって思えるほど美しくて。
それを求められている以上で表現する演者も、
これを考えた演出家の方も凄過ぎるわと思った
小道具の使い方もそれぞれ違って、本当に舞台のお芝居じゃないかと思った。演出とか、テーマとか、衣装とか、それぞれ違って、1分半の名作映画を何本も観たような余韻が果てしな過ぎる。海みたい。吐きそう。審査員の人も感想を聞かれて、あまりの感動に、おえー!と叫んでてめっちゃ気持ち分かるわ私はダンス詳しくないんですけど、凄すぎる時って何も言えないし嘔吐でしか無いよ

・ダンスグループの中に、
1人だけ男性が混じっていても、お母さんにも多分あの人男性だねと言わないとお母さんも気付かないと言うのが、めちゃくちゃに己の好きを超えてきた。
女性らしい動きは、男性にはできないと言う事は無くて、みんなメイクも衣装も同じだから、そんな性別なんて忘れちゃう。
とにかくパフォーマンスが凄いから。
こんな世界でずっと生きていきたい
それならどんなに楽なんだろう
これを見た私の中でも、もしかしたら踊っている人達の中でも、その時は性別と言う縛りも忘れられて、
こうあらなければならないと言う、たまに呼吸できなくなるような狭さや、
命やお金や時間と言う面倒臭いものも全てぶっ飛ばされるんだろうなって
嬉しい。

鉄棒を使って踊る中にも1人女性がいて、生まれながらの筋力の違いも、鍛えれば問題無いんだなって凄過ぎて本当に。審査員の人もそこで叫んでた。

・引きこもりからのスター
と言うタイトルのパフォーマンスの中で、
家にあった大量のゴミ袋が、
色鮮やかな風船に変わって割れた

こんな映画みたいな出来事が、人間の手で、時間のトリックも使わずに生身の時間の流れで感じれるんだ。
その割れた時だけ時間がスローモーションに感じて、
自分は、時の流れ方も、物事の感じ方も、ゴミ袋や風船への感じ方も、このパフォーマンスを見てから変わったと思う。面倒臭い生活の上でのゴミ捨てだって、大量のゴミ袋を持ってゴミ捨て場へ行けば、勝手に頭の中で風船の割れ出す音が聞こえるんだと思うから

・舞台好きで良かった。ちょっとなりにも、この限られた時間の中でのこれが、どれだけ大変な事なのかどれだけ辛いことなのかどれだけしんどい事なのかどれだけ時間や体力や気力を削る事なのかが分かるから。

・やっぱり欽ちゃんの仮装大賞観た過ぎる

・お母さんの感性も凄くて、通話しながら観てたけど興奮凄くて冷房付けたり消したりトイレ何回も行ったり甘いもん食べたくなって甘いもん食べたり腹痛が起こったり喉が渇いたりしてた。
お母さんの体が、ぜんぶ使ってえげつないって言ってた

・舞台大好き

・この人達も、パフォーマンスをする上でたくさん整体に通ったりだとか当然しているのであろう。
自分も自分の体をもっとケアしてあげようと思った

・楽しい

・もう来年のこの大会が楽しみ

・この大会作った人も、体調管理もしっかりして私に最高のパフォーマンスを見せてくださった皆さんにも、とにかくありがとうでしか無い。審査員の人たちも興奮凄過ぎてこの後打ち上げとか行くんかなって思った
審査員の人が、僕は今日の為に生きて来ましたって泣いてたもん
最高の審査員やった
熱量や愛が物凄くて、
全員、ダンスへ対してのありがとうが凄かった

・ダンス見て泣いたん初めてやった

・こっちも舞台立てるようにゆっくり頑張る
応援してくれてる人達ホンマにありがとう

・楽しかった
無料で見ていいんかこんなん