【拝啓】大喜利へ

アンジェラ・アキみたいな始まり方になりましたが
お元気ですか?
元気と言うことは知っております

もう、貴方(ホワイトボード)に半年以上触れていません

ラジオ投稿などはちまちまいける時にしていたものの、大喜利と言うかそれは自由律俳句みたいな感じだったので、私は己が果たして面白いのか…と言うか
大喜利がしたいと心と体にある大喜利の部分が現在枯渇しております

私にとって大喜利は神の水です
14の時から貴方(大喜利)をやっていた私はもうお酒を呑めるようになりました
ビールの美味さも感じます。けど、控えてます
本当に人に迷惑のかける酔い方をしなくて良かったです。ジョッキ4杯飲んで変わらなかったら、多分もう変わりません
すいません話が逸れました

私にとって貴方は大切です
貴方は沢山褒めてくれたし、
私に居場所を与えてくれた

変だ変だとばかり言われて来た私の脳みそが活き活きできる場所なんです
私は私の脳みそが活き活きしているのが分かると、自分も活き活きします ずっとこの感性を封じてきたから

貴方は時に残酷で、
全く知識の無い相撲取りお題が出た時なんかは焦りました。それなら要素を勉強しろ!と思うかもだけど、私は役に関する勉強以外は全くしたくないと言うか

でも、知らないなりに、
お相撲さんって太ってはるなとか
知識が無くて、いやそれは違うねん!で回答出して周りが笑ってくれたりもしました

貴方は私の足りない所まで輝かしてくれる


貴方の頂点はどこなんでしょうか
IPPONグランプリですか?
いいや、貴方に終わりなんか無いと思います

貴方は砂です
心地よい砂です
行かなくても実際に足に触れる感覚が残っている

幼少期、私は夏に毎年海ではなく琵琶湖に連れて行ってもらっていました
その日の帰りは波に揺らされる感覚が体に残って、夜の車の中に出る陰の化け物が怖かった

私ね、お笑いをひとつのカイブツとして捉えているんです
ほんの少し前まで本気でそのカイブツに喰われて、死んで、そのカイブツ(お笑い)の養分としてお笑いのこれからに貢献できるなら、それが本望だと本気で思っていました



私がいつか貴方と会える時、楽しませてください
貴方は繊細で壊れそうだけど深い愛がある
私はお笑いに喰われたいと思っておりましたが、
今はお笑いは、何か素晴らしいものを咲かす種だと布団の上で考えております。なので私はお笑いに喰われてせめてお笑いの栄養素になりたいと言う想いから、今はその何かを咲かす土の中の肥料にでもなりたいと思うようになりました

土の中はあったかそうです
とってもふかふかしてそうです

分かりにくいかもだけど、私はお笑いに対しても自己肯定感が上がりました
大喜利も、面白い大喜利をする人から毎回褒められて、もしかして自分もちょっと咲きそうかもって
だって、お花って呼んでくれるもんって思いました

花は枯れるから美しいと思います
枯れるからこそ咲いている今をこの上なく大切にするんでしょう

毎回買うお金のことを考えるとやはり造花になるんだけど、造花も本当に美しい

前友達と阪急百貨店に出かけた時、
この薄い布が5万なのか…?とか思っていましたが、やはり世界は美しいです

婦人服売り場にはミモザの花が飾られていて、
「今日はミモザの日なんだよ」と友達に言えてとても嬉しかった

阪急百貨店だけで1週間くらいおれそうって思いました
きらきらしてた 全てを見たかった

外はまだ私の知らない事だらけで、
体調のいい日に外に出れた時、見上げた空なんかを見ると、これを嫌いな人なんかいないだろう
生きててよかったなんて思います

私の自己肯定感の低さや体調の悪さは、正直育ってきた環境とかもあんのかな憎んでるとかではないけど育ててくれたし自分産まれたしとか思ってるけど、
やっぱり人間って心が一番大切です

心は大切に守らないと

心は枯れるんじゃなくて、破滅してしまうから

私は貴方のことを考えるだけで今も心が信じられないほどに暖かい
だから私は、貴方との今を根こそぎ大切に、
この多汗症を持った手のひらでこれからも包み込みたいです


大切だから、今が良過ぎて壊れそうで
貴方に会うのが、先に進むのがこわい

でもいつか貴方とお花を育ててみたいです
愛おしくて、そのお花さえも食べちゃうかもだけど