THE W ネタ感想 ネタのネタバレあり

※私は10日ぶりに電車に乗り、途中でガッっと疲れが来て、寝ており、途中からとなっております。
めちゃくちゃ乗り換えてきました。また見返すと更新されているかもしれませんあしからずです


⚠️ あくまで個人的な感想です ⚠️


フタリシズカかりこるさん ピン 電話

ABCお笑いグランプリなどにも決勝進出をされたり、普段はコンビとして結果を残されているかりこるさん。マッチングアプリで知り会われた男性から電話がしたいと言われる所から始まります。かりこるさんが使われた音声変換はフタリシズカのネタなどでも使われており、沢山持っておられる武器のひとつなのかなと思いました。デカいマイク持って来た時からの流れが完璧で、ですが、僭越ながら、けどもうちょっと何かアクシデントが起こって欲しいななどと思いながら拝見しておりました。アクシデントが、知ってるアクシデントだったから、知らないアクシデントが起こって欲しかったとか思ってしまいました私は拙い1学生芸人です。ホンマにぶん殴ってください
目線を常に上に向ける技術や、口パク凄いです


河邑ミクさん ピン カンニング

R‐1グランプリの決勝などにも進出経験のある、松竹芸能の実力派ピン芸人さんです。
いやー、面白かった

いらん情報かとは思いますが、私は普段主にピンネタをやっております。偉そうに書かせて頂いているので、ネタやってるとか言うのもホンマにアレなんですけれども、こうやってネタの感想書いてる時がいちばん楽しいかもしれなくて。書かしてやってください

それで、本当にピンネタって難しくて、
BGMを使うにしても、使うから良いって訳でもないしタイミングも鬼ほど難しいんですよ

河邑ミクさんのキュートな容姿と、
打って変わったカンニングの姿
そして、カラオケで流れるミュージックビデオのような胡散臭い喋り方。最高です

カンニングの仕方も、表情も、徐々に違って、
最後の方は大胆にカンニングし始めて、実は手の所にみっちりカンニングペーパーを仕込んでいたと言う完璧なオチ。職人技だと思いました
ですが、テスト用紙を配る先生はどう思っていたのかが気になりました。



・エルフさん コント 携帯ショップ

お二人の声が才能だなと思いました。
バランスが最強で、そしてお2人ともアニメーションにでもすぐに現れそうな人物像
コントは初めて拝見しました。役には入らず、ギャル
そして店員さんです。店員に対してタメ口を使うと言う設定の入り方が分かりやすくてスっと入って来て、そして店員さんがめちゃくちゃタメ口と言う裏切りの展開が早い。それに、はるさんのタメ口が似合う!
ネタの中にも荒川さんの性格の良さが滲み出ていて、私もこんなに応援したいと思われるような人になりたいと思いました。ですが、私は落研の後輩にさんぽさんの生き方はギャルですと言ってもらえたので、私も、1ギャルとして頑張っていこうと思います
私もお笑い大好きなので。前を向く所で何を言うんだろう…!とワクワクしてしまいました
もっとキラーフレーズとかぼーん来たらえぐかったと思います



・紅しょうがさん コント 泥酔

最高ですね。漫才の印象が強く、初めてコントを拝見しました。そしておもろ過ぎる
紅しょうがさんの前見さして頂いた時のネタの印象は、ytvの決勝などにも残られていて抜群に飛び抜けて面白かったのですが、今回のネタ破壊力やばいですね。前までの紅しょうがさんのネタの印象はボケの熊本プロレスさんが暴れ、それを上手くツッコミ稲田さんがなだめると言った感じでした。

2本目のネタもそうでしたが、稲田さんがボケにも周り、破壊力が倍増。別のコンビさんとはなりますが最近ダブルヒガシさんも、漫才の中でお互いがその設定に入るダブルボケスタイルになってパワーアップしているのを思い出しました。
ダブルボケをするから面白くなるとは限らないし、それが似合う似合わないがあるかと思います

いやー、稲田さんの気迫凄かったなあ
特に、男性関係の所の気迫が気持ちが入ったのか凄かったですし、物語の中にドラマがあり、感情の揺れ動きも自然で、「ゴミ袋の変な汁付いた」と言うキラーフレーズも炸裂してた。
全力でお2人がゴミ袋投げる姿、面白かったです




・にぼしいわしさん 漫才 尖り水族館

ここに来て漫才。かっちょえ〜
尖った水族館を創ると言う設定で、そこからお2人はその水族館の中に入られて行きます。

余談ですが、私が今年出させて頂いたライブでご共演させて頂き、お2人はそこでこのネタを披露されていらっしゃいました。そんなネタが、大舞台のゴールデンのテレビで流れる。そんな異空間が好きで中学生の頃から劇場に足を運んでいたのですが、それが客席ではなく舞台の上になったのが何とも感慨深かったです

にぼしいわしさん持ち味の誰とも被らない唯一無二の世界観。ネタはいわしさんが作られているようで、私は漫才をする際のいわしさんが前を向く所が好きでたまりません。にぼしいわしさんの漫才の言葉の中にはどれもストレートが無くて、そこに味があると勝手に思っています媚びてるみたいですいません媚びてません

ですが私は最近まで換気扇やバスの乗り方を知らなかった程の感じなので、単語単語の中に分からないものがあって申し訳無いと思ったのですが、
にぼしいわしさんの漫才は、ストレートで言葉の球を投げるのでは無く、ストレートじゃないのに自分が持ってるお笑いに刺さってくる所が凄いと思っています。今回も審査員に突き刺さって決勝に残られているのでしょうし

そして今回ネタを見て感じたのが、いわしさんの伝える力のパワーアップです。そして鮮やかな表情筋。
中にはトルクレンチガールズ力学さんのツッコミのようなコミカルな動きもあって、色々な物を日々吸収されたんだなと思いました

ツッコミも、めっちゃツッコミじゃなくて、全てがオーソドックスじゃないんです。オーソドックスが良いとか悪いとかでは無いです。ただ、この技法ってめちゃくちゃ難しいと思います。そこでここまで何回も残ってくるのはお二人の力です

楽屋Aと言う劇場で私も大喜利ライブに出させて頂いたりなどしたのですが、そこで感じたのがお客さんのお笑いマニア度です。
にぼしいわしさんは楽屋Aでトップを張られています
私個人の感想ですが、楽屋Aのお客さんは、
鯛の目の下のいちばん美味しい部分では無く、
エイヒレの炙りの香りを喜ぶようなお笑い好きの方が多いように感じます。沢山の寄席がある吉本さんなどに比べると、何もお笑いを知らないようなお客さんが沢山入って来る寄席が少ないのがフリーの芸人さんの壁なのかなとも思いました。勝手にすいません
私が高校生時代にライブで初めてご共演させて頂いて。その時からずっと格好良い姐さんです。


疲れたのでこなへんで!笑